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HACKTS Labs

《新卒採用》就活開始時点における企業選びのこだわり ー HACKTS Labs Report Vol.1-1

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みなさま、おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 

突然ではございますが…2022年の春、ひそかにファニプロ内で産声をあげたブランド『HACKTS』で、主に編集・ライティング・企画をしている庄子と申します。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

HACKTSは、まだ立ち上がったばかり。新たなブランドではありますが…だからこそ、少しでもみなさんのお役に立ちたい!そんな思いのもとで、新卒採用に役立つ各種調査を2人のHACKTSメンバーが分析し、考察やアイデアを伝えていく『HACKTS Labs(ハックツラボ)』を立ち上げました。

 

HACKTS/HACKTS Labsとは?

 

『HACKTS』の名には、お客さまのことをお客さま以上に考えて魅力を発掘し、その魅力を広く伝えられる新たな方法を貪欲に発掘するという思いが込められています。

お客さまの採用活動に伴走し、効果的なコンセプト・コピーの企画/採用広報に役立つコンテンツの制作など、さまざまな方法から最適な求職者を採用できるようにサポートします。

『HACKTS Labs』では、就職を控えた新卒学生など若い世代の求職者が持つ就業観や就職活動時に何を考えているかを各種調査・統計から分析。

主に新卒・第二新卒向けの採用活動が成功するよう、ファニプロらしい面白く効果的なコンテンツづくりや情報発信までトータルに活かし、実践を重ねて得られたノウハウを発信するラボラトリーです。

採用担当者や採用広報に関わるみなさまが“採用成功”に近づくヒントを届けることで、お役に立てればと思っております…!

 

今回は、HACKTS Labsが送るはじめてのレポート。ひとつのテーマを3回にわたりお伝えします。

 

1記事あたり3~5分ほどで見られると思うので、お昼ごはんをレンジであっためている時や、カップラーメンのお湯を注いだ後のスキマ時間にでも見てみてくださいね。

 

HACKTSメンバーの紹介

 

HACKTS1号。
ファニプロ代表でクリエイティブディレクター。
かつては、テレビマンとして世界中を旅した経験も。そのせいか、面白く効果的なアイデアをしばしば思いつく(パスポートを持ったことがない庄子・談)。
今は南荻窪きっての経営者になったとか、ならないとか…?

 

HACKTS2号。
ライターおよび編集/企画の人。
これまでWebメディアでの編集、およびライターとして様々な記事を制作。気がつけば求人広告や採用広報記事を中心に1000記事以上を執筆した。
「目の前の人にも向き合いたい」と勢いあまって、キャリアコンサルタント資格を取得。


今回の調査テーマ《新卒学生/企業選びのこだわり》

 

第1回目のHACKTS Labs Reportは、新卒ナビサイト『キャリタス』を運営する株式会社ディスコが、2021年に実施した「11月後半時点の意識調査」を考察します。

 

調査の対象は、2023年4月に新卒入社する大学生です。当時大学3年生だった就活生がこの時期にどんなことを考え、就職活動をしていたかに迫ります。

 

<分析する調査の概要>
キャリタス就活2023 学生モニター調査結果(2021年12月発行)
2023年卒 Vol.02「11月後半時点の就職意識調査」内「3.企業選びのこだわり度合い」

 

◆回答者数:1124人
うち、文系男子389人・文系女子313人・理系男子284人・理系女子138人
※調査では、各項目において「強くこだわる」「ややこだわる」「どちらとも言えない」「あまりこだわらない」「まったくこだわらない」の5段階から1つを選択して回答。

 

さて、まずは質問です。以下の5項目のうち、「強くこだわっている」+「ややこだわる」の合計値が最も多かった項目はどれでしょうか?

■企業規模
■勤務地
■給与・待遇
■仕事内容
■社風・人

 

学生たちがどんなことにこだわりを持っているのか、 ぜひここで一度考えてみてください。

 

 

 

  

 

 

 

 

さあ、それでは調査結果を見ていきましょう!

 

調査結果

 

<企業規模>
こだわる 56.7%
└強くこだわる 12.3%(前年比+0.5)
└ややこだわる 44.3%(前年比+0.3)

 

<勤務地>
こだわる 68.6%
└強くこだわる 32.4%(前年比+5.2)
└ややこだわる 36.2%(前年比+3.7)

 

<給与・待遇>
こだわる 86.4%
└強くこだわる 35.1%(前年比+5.5)
└ややこだわる 51.3%(前年比-2.8)

 

<仕事内容>
こだわる 91.3%
└強くこだわる 50.6%(前年比+0.7)
└ややこだわる 40.7%(前年比-1.7)

 

<社風・人>
こだわる 92.0%
└強くこだわる 57.5%(前年比+0.3)
└ややこだわる 34.5%(前年比-0.7)

  

【レポートの特徴】
 ◆「社風・人」と「仕事内容」は、「強くこだわる」と「ややこだわる」を合わせて92%と最も多い結果に。

 ◆「給与・待遇」と「企業規模」は、「ややこだわる」が「強くこだわる」より大きく上回る。

 ◆「給与・待遇」と「勤務地」は、「強くこだわる」を選んだ学生の数が前年の調査と比べて5%以上アップ。

 

HACKTSメンバーの考察1『「仕事内容」よりも「社風・人」が大切?』

テーマ【1】
「仕事内容」よりも「社風・人」が大切?
HACKTS2号・庄子のパッと見ワンポイント
「社風・人」「仕事内容」の項目は、「強くこだわる」もしくは「ややこだわる」と回答した就活生が90%を越えました。

その中でも、特に「社風・人」×「強くこだわる」の回答が57.5%となり、最も多くなっています。

「自分が活躍できる環境か」を判断するポジティブな意味合いで回答する就活生が多いのか、「良い人間関係をつくれるか心配」という不安が先行している就活生が多いのか、考えどころです。

いちクリエイターとしては、会社の雰囲気や人間関係はWebサイトだけでは“本当のところ”が見えづらく、特に文章や画像だけでは伝えきれない情報が多いと感じます。そんな、情報の不透明性が不安を呼ぶのかもしれません。

 

庄子さんが就活生だった時は、社風や人間関係を気にした?僕はまったく気にしなかった。やりたいことが明確にあったから、どんな環境でも自分次第だと思っていたんだよね。

当時は地元(仙台)に残ると決めていたので、その時点で選択肢が狭まったんです。編集やライターの仕事には興味があったのですが、仙台にはそうした求人がほぼ無く…

 

庄子:やってみたかった仕事を諦めるとなると、せめて社風・人が良好な場所で働きたいとは思っていましたね。

 

山川:なるほど。就職する地域によって影響はあるかもしれないね。

 

庄子:はい。

 

山川:いざ、統計を見てみると「社風・人」と「人間関係」の両方にこだわる就活生は9割を越えているわけで。そのうち半数近くが、就きたい仕事を明確に持ちつつ、社風や人にもこだわっていると。

 

庄子:ううむ。

 

山川:コンテンツ制作の観点から言えば、仕事の魅力はもちろん、どんな社風か、どんな人がいるのかを網羅し、就活生に伝えなければ訴求し切れないってことになる。

 

庄子:制作者の目線とすれば、文字や画像だけに頼らず、動画も活用すると会社やチームの雰囲気が伝わりやすくなりますね。

 

一方で就活生は、会社の雰囲気を実際に知ろうと、説明会やインターンシップに参加しています。こうした就活イベントへの参加を促すコンテンツも提案できると良さそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

3記事のうち、1記事目はここまでです。さて、ごはんはいい感じにあたたまりましたでしょうか…?

 

HACKTS Labs Reportでは、色々と試行錯誤を重ねながら「おもしろく、読みやすく、ためになる。」記事を目指していきます。ハードルがグッと上がりましたね。

 

月並みですが、ほどほどに頑張って参りますので、次の記事もどうぞよろしくお願いいたします。それでは、また。

 

<引用>
キャリタス就活2023 学生モニター調査結果(2021年12月発行)
2023年卒 Vol.02「11月後半時点の就職意識調査」内「3.企業選びのこだわり度合い」
https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/12/202111_gakuseichosa_kakuho.pdf

 

カテゴリー:HACKTS Labs

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