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観たことはなくてもさすがにタイトルは聞いたことがあるのでは？！という、有名なアメリカの音楽コメディ映画ですね。
殺人現場を目撃してしまったことで修道院にシスターとしてかくまわれることになったデロリスが、その破天荒な性格と音楽を通してシスターたちとの信頼関係を築き、市民の足が遠のいていた修道院をも活性化させていくストーリー。

最初は不本意な状況に置かれて退屈なデロリスですが、特技の音楽に関わるポジションを与えられると、その才能がどんどん良い連鎖を生み出していきます。下手くそだった聖歌隊も、自分たちに自信がつくことで歌が楽しくなり、その楽しさが聴く人にも伝わって、それまで聖歌に興味のなかった若者も聴きに来るようになる。この成功はデロリスの才能ももちろんありますが、組織のメンバーがそれぞれの長所を十分に活かせることができた結果なのではないでしょうか？

人事の仕事がどうにもうまくいかないとき、まだ眠っている自分や仲間の長所に、もしかしたら気づいていないだけなのかもしれませんね。