「ファ」の話 2025.06.13

家族のために動いたら、関西支社ができました。

#関西支社#支社立ち上げ

2024年12月、ついにファニプロの関西支社がスタート!その発端は、まさかの“個人的すぎる理由”からでした。 今回は、支社立ち上げの舞台裏について、たった一人で奮闘中のクリエイティブディレクター・小倉さんに話を聞きました。

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    「子どもが生まれるので……」

    支社が設立される約6ヶ月前、小倉さんは社長にこう伝えました。

    「子どもが生まれるので……」
    「妻の里帰り出産について、相談させてください」

    あくまで一時的な滞在の予定として、関西に戻ることを報告しただけ。
    その時点では、まだ大阪に移住するという話ではありませんでした。

    すると社長が、雑談のようなテンションでこう言いました。
    「いずれ大阪に行くんでしょ?その時は関西支社を立ち上げよう!」

    もちろん、これは冗談半分ではありつつも、その言葉の裏には、ちゃんとした考えがありました。

    ファニプロが展開している中小企業向け採用サイト制作パッケージ「PAKETUNE(パケチューン)」は、地方との相性が抜群。大阪に拠点ができれば、今よりもさらに多くの中小企業のブランディング支援が可能になる——そんな構想が、すでに社内にありました。ただし、それは「何年も先の話」として考えられていたのです。

    でも、まさか、こうなるとは…

    そんなやりとりから数週間後。小倉さんは、社長に再び報告します。

    「再来月、大阪に引っ越します……」
    「そして……家も買いました!」

    社長は思わず、お茶を吹き出しそうになったそうです。

    「え?え?じゃ、関西?支社…??ええええ?まじ?作るか?作るの?できる?え、で、できる???……ふぉわhぷhふぁp9うぇhんq@いhyg8w」

    動揺を隠せぬまま、いよいよ支社設立の話が現実のものとして動き出しました。

    最初に動いたのは、拠点探し

    「で、支社設立って何すればいいですか?」
    戸惑う小倉さんに、社長が紹介してくれたのがこちら。

    大阪市の進出準備拠点「ビジネスサポートオフィス(BSO)」
    https://www.investosaka.jp/market/location.php

    大阪での起業や事業展開を支援する公的サービスで、最長6ヶ月間、個室オフィスを無料で使える制度。

    「これはありがたい……」
    すぐに申し込みを行い、拠点づくりを本格的にスタートさせました。

    ※こちらは立ち上げ当初とは異なる、現在のオフィスです。

    とはいえ、やることは山積み

    東京で担当していたいくつかの案件の引き継ぎ、関西でのネットワークづくり、営業資料の整備、営業戦略・戦術の構築、体制づくり——

    社内メンバーや社長に相談しながらとはいえ、基本的には小倉さんひとりで進めていくことに。
    さらに、プライベートでは初めての育児もスタート。

    生活も仕事もガラリと変わった今、小倉さんはこんな思いで自分を鼓舞しています。

    「大変なことはたくさんありますが、まだ“失敗した”とさえ胸を張って言えるほど挑戦できていないんです。やるべきことも、できていないことも、まだまだある。これからもっとチャレンジしていかなきゃと思っています。」

    子どもより先に、立って歩けるようになりたい!

    関西支社は、まだ「立ち上がった」と言えるかどうかもあやしい段階。
    むしろ、小倉さんの子どもの方が、すでに“立ち上がって”いるかもしれません。

    「子どもに負けるもんか!」
    お父さんは、今日も関西の地で奮闘中。

    「関西支社の方が先に、自立歩行できるようになるぞ!」と——。

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