ショート動画ははじめが肝心!

「ファ」のノウハウ 「ファ」のクリエイティブ 2024.01.12

【実証レポート付】YouTubeショートは6秒以内が勝負!

#youtube#short#ファのじかん#ショート動画#分析#筆者:山川

YouTubeショートやTiktok、InstagramにLINEなど、短い動画コンテンツのニーズは非常に高まってきていると耳にするが実際はどんなもんだろうか。つくるとしたら、どんなところがポイントになるのかな。まずは自分たちでやってみて気づいた点をまとめてみました。

CONTENTS

    2023年12月よりYouTubeチャンネル「ファのじかん」を開設。現在まだ数本しかアップロードはしていないので、正直ビッグデータではないですが、現時点で気づいたこととかをまとめてみました。

    YouTubeショート、ほとんどが3秒後から一気に離脱

    今まで公開した動画のアナリティクスを見ていくと、冒頭3秒~10秒が勝負になってくることがわかりました。

    事例①社長に2024年の抱負を語ってもらったけど不安しかない

    動画はじまってから3秒は107%あった視聴維持率も、10秒すぎると37%まで下がりました。(下げ幅70%)

    ※100%を超えるのは、繰り返して見る人がいるためらしいです。

    実際のアナリティクス画面

    事例②社長をクリスマスツリーに改造してみた

    動画はじまってから3秒は113%あった視聴維持率も、10秒すぎると62%まで下がりました。(下げ幅49%)

    ※100%を超えるのは、繰り返して見る人がいるためらしいです。

    実際のアナリティクス画面
    アナリティクス画面

    まずは3秒から10秒の間で平均を上回るコンテンツを目指せ!?

    「他の動画との比較」という分析もできるのだが、比較的反応が良かったコンテンツに関しては、視聴維持率が下降しているところ(3秒から10秒)でも平均を上回っており、反応が悪かったものに関しては、その部分が平均を下回っているという結果が現状ではでている。

    反応が良かったコンテンツの「他の動画との比較」

    反応が悪かったコンテンツの「他の動画との比較」

    今後、試していきたいこと

    まだデータ数が少なすぎるため確かなことは言えないが、現在の情報だけで構成のポイントを考えるならば以下のようなことではないかと推測される。

    ①タイトルや画力(えぢから)で惹きつける

    3秒後に一気に下降しているということは、動画が始まった瞬間にスワイプをしているということなので、その手を立ち止まらせる必要がある。つまり、瞬時に何か面白いこと、有益なことを語りそうと思わせなければならない。「短い言葉」または「画力(えぢから)」「キャラ」でインパクトをもって伝える、一瞬のコミュニケーションである。見た瞬間、「馬鹿だなー」「マジでー?」「どーいうこと?」「何これ!?」と思わずリアクションしてしまうような。

    もしかしたら脈絡もなしに先に「結」から入っても良いのかもしれない(最後を冒頭にもってくる)。冒頭からいきなり、一番の見せ場、答えを見せるのか、、、と、多少なりとも映像制作畑で成長してきた私としては思ってしまうところもありますが、もしかしたらそれが正解になる可能性もでてきました。

    ②冒頭から10秒で勝負は決まる=この間にキャッチできる仕掛けを

    3秒間見てくれた人は、そこから内容を見るべきかわずか5秒程で吟味している。そこでいかに「結論が気になる」「プロセスがみたい」「なんかいいこと言ってくれそう」と最後まで見ようという興味を見出せるようなコンテンツにしていくかが肝心になってくる。冒頭が直感に訴求するのであれば、この間はある程度理解した上で見たいと思わせること、「勝つのかな、負けるのかな」「何ができるのかな」「つまりどういうことかな?」が必要となる。この壁を越えた後(冒頭から10秒後から)は、最後まで大体の人が見てくれるようになる。おそらくそれはショートと言う時間の縛りが短く、視聴者からすれば負担が少なくて済むからではないかと推察しています。なので、10秒までに、できれば6秒以内でキャッチを目標に今後は取り組んでいきたいと思います!

    最後に

    2024年もYouTubeチャンネル「ファのじかん」を続行していきますので、引き続き、暖かく見守っていただければと思います!またYouTubeチャンネルの運営やショート動画の制作を検討している企業様がおりましたら、お気軽にご相談ください。コラボのご依頼はもちろん、企画制作や運用のご相談も承っております!一緒にファンを増やしていきましょう!

    チャンネル情報 ファのじかん

    RANKING 人気の記事

    PICK UP おすすめ記事