採用ブランディング用語集 2025.09.18

用語解説:カスタマージャーニー|採用ブランディング用語集

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採用ブランディングでは「カスタマージャーニー」の設計が重要です。 求職者がどのようなプロセスで企業を知り、応募・入社に至るのかを可視化することで、採用活動の改善点が明確になります。 本記事では、採用におけるカスタマージャーニーの意味や作成方法、活用シーンをわかりやすく解説します。

CONTENTS

    用語名

    カスタマージャーニー(customer journey)

    意味

    求職者(=採用の“顧客”)が企業を知り、興味を持ち、応募・入社に至るまでの一連の心理的・行動的プロセスのこと。
    「認知」「興味」「比較検討」「応募」「面接」「入社」などの各段階を可視化した“行動マップ”を指す。

    目的

    求職者の意思決定の流れを把握し、それぞれの段階で適切な情報や接点を設計するため。
    どこで離脱し、どこで感情が動くかを理解することで、採用広報の改善点が明確になる。

    特徴

    ・マーケティング分野で使われていた概念を採用活動に応用
    ・求職者の行動+心理変化をセットで可視化する
    ・ジャーニーマップという図で表現されることが多い
    ・媒体別・属性別・職種別に複数のジャーニーを設計することもある

    活用シーン

    ・採用サイトや動画の企画段階での構成設計
    ・採用コンセプトや応募導線の改善提案
    ・面接前後でのフォロー設計
    ・採用DX(デジタルマーケティング)の戦略づくり

    作成方法の例

    1. 想定するペルソナ(応募者)を定める
    2. 「気づく→調べる→比較→応募→入社」の各段階を洗い出す
    3. それぞれのステップでの“接点”と“感情”を整理
    4. どこで課題があるかを見極め、改善施策を設計

    注意点

    ・「企業目線」で作ると、実態とズレることがある
    ・全体を作る前に、まずは代表的な1パターンに絞るのが現実的
    ・定期的な見直し(実データとの比較)が必要

    類似・関連用語

    ペルソナ、応募導線、候補者体験(CX)、タッチポイント、ファネル

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